何気ない日常もカメラで切り取れば、特別なものに変わります。移りゆく雲が織りなす空の景色や雨上がりのしっとりと濡れた街並み、お日様に照らされて嬉しそうに咲く花など、素敵だと思ったものを写真に残してみませんか。今回は、初心者の方がカメラを選ぶときのポイントについて解説します。
初心者がカメラを選ぶときのポイントとは?
カメラには、初心者用からプロカメラマン用までさまざまな種類があります。自分用のカメラがほしいけれど、たくさんあり過ぎてどのカメラを選べばいいのかわからないという方もいらっしゃるでしょう。初心者の方がカメラを選ぶときのポイントは、「大きさと重さ」、「オートフォーカス機能が搭載されているか」、「スマホと連携できるか」の3点です。
大きさと重さ
シャッターチャンスを狙うのは、持久力が必要となります。初心者の場合、大きくて重いカメラを選ぶと撮影する前に疲れてしまうことがあります。特に手が小さい女性は、コンパクトで軽量のカメラを選ぶようにしましょう。
一方、カメラは軽ければ軽い方がよいという訳ではありません。実際に持ってみて、手に馴染むものを選ぶことが重要です。理想のカメラの場合、カメラが体の一部のように感じられ、シャッターの押しやすさを実感することができるでしょう。
そのため、カメラ売り場でさまざまなメーカーのものを手に取り、自分に合うものを探すことをおすすめします。最近ではレンタルサービスを行うところもあるので、そちらを利用してみてもいいでしょう。
オートフォーカス機能が搭載されているか
「オートフォーカス機能」とは、自分でピントを合わせなくてもカメラが自動的に被写体にピントを合わせてくれる機能です。初心者はシャッターを切るだけでも精一杯になることが多く、ピントや構図を意識するのはなかなか難しいものです。オートフォーカス機能搭載されていれば、どんな一瞬でも確実に切り取ることが可能になります。
最近のカメラは、オートフォーカス機能が搭載されていることがほとんどです。しかし、メーカーによってその性能に違いがあるでしょう。
例えば、ソニーには「リアルタイム瞳オートフォーカス機能」というものが搭載されており、人物や動物の瞳から顔を認識して自動的にピントを合わせます。また、キヤノンのオートフォーカス機能は高精度なことに定評があります。
行動範囲が広い小さなお子様や予測不能な動きをするペットを撮影する場合に、オートフォーカス機能はとても役立つでしょう。また子どもの運動会で、躍動感のある写真を撮るのにも適しています。カメラを選ぶときには、オートフォーカス機能が搭載されているかどうか、そしてその機能性について確認することをおすすめします。
スマホと連携できるか
最近では、お気に入りの写真だけ印刷して、そのほかは保存用のデータに残すという方も少なくありません。友人や家族と画像データを共有したり、データをスマホ内のアプリで編集してアルバムを作成したりするなど、写真の活用方法は多岐にわたります。
また、撮った写真をSNSにアップするために、データをスムーズにスマホに送りたいと考える方もいるでしょう。そのため、カメラとスマホを連携できるかどうかはとても大切なポイントです。
また、自動転送機能の有無も重要なポイントです。自動転送機能があれば、特に操作しなくても自動でデータをスマホに送ることができます。
スマホのカメラでも高画質な写真を撮れますが、本物のカメラで撮影した写真は色味や奥行きが違います。カメラとスマホを連携させて、より素敵な写真を撮ってみましょう。
初心者におすすめのカメラメーカーとは？
日本の老舗カメラメーカーでもあるキヤノンは、プロのカメラマンだけでなく初心者にも人気があります。なぜなら操作が比較的簡単で、機械が苦手な方やお年を召した方でも扱いやすいからです。何回かシャッターを切ればすぐに慣れ、誰でもスムーズに撮影に臨めるようになるでしょう。
キヤノンのデジタル一眼には、「EOSシリーズ」というモデルがあります。このEOSシリーズはオートフォーカス機能が高精度なことで知られており、どんなに動く被写体であっても鮮明な写真を撮れます。小さなお子様やペットなど、ブレやすい被写体を撮る場合はEOSシリーズがおすすめです。
まとめ
初心者の方がカメラを選ぶ際にはいくつかポイントがあります。大きさや重さ、カメラの性能を意識することで、自分にぴったりのカメラを見つけられるでしょう。特にキヤノンのカメラは操作が簡単で扱いやすく、ブレずに写真を撮れるのでおすすめです。
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